会社の同期と久しぶりにランチ
会社に辞表を出して有休消化中の私に同期からランチの誘いがあった。
入社してからずっと仲良く苦楽を共にしてきたと言っても過言ではない同期と久しぶりにランチに行ってきた。
同期と言っても私より3才年上で入社した時期が一緒だけど仕事のできる尊敬する先輩。
ランチはだいたい誘った方は話たい事があるものなので何かな?と会話をしていると先輩が突然「辞表を出した。」
正直驚いたし上司から止められたそうだ。
そりゃそうだと思いながらも私と同じように悩んでいたことを話してくれた。
営業の仕事は昔売れたとかは関係なく今どうかが大切で車を1台売るための努力は年々増しているが目標は勤続年数が長くなると増える。
販売台数が減れば当然給料は下がり仕事はきついけど給料が安いという最悪なスパイラルに入る。
もちろんたくさん売って管理職になれば良いが自動車ディーラーでお店を新しくしても店舗を増やしたなんて自分の住んでる街では聞いたことなく、統合や合併で管理職の数も減り本当にごくわずかな優秀な人しか上にいけない。
10年以上競争のなか生き残ってこれたが入社当時、自分より仕事のできる30代の先輩が次々に辞めていった。
その時は先輩の気持ちはわからなかったけど今はなんとなく辞めた理由も理解できる。
そういえば私が辞表を出す前に担当してる上客を引き継ぎしてくれませんか?と話した時に普通ならお客さんが増える=給料が増えるので良いお客さんなら引き継ぎたいと思うのが普通だが断られた。
その時から悩んでいて、もしかしたら辞めることを考えていたのかもしれないと今になって思い返す。
お互い同期として競争してきたので少しさみしく感じたけど新しい方向に向かってお互い歩きだす。
そんな迷える30代の小言でした。
ではまた。